10年目の3.11
天運教会(ヘブンズ・フォーチュン・チャーチ)のyouです。
今年で東日本大震災から10年が経ちました。
この日が近づくにつれて、当時の震災の様子を振り返ったニュースや動画を目にすることが多くなりますね。
実家が東北なのですが、当時私はすでに関西で1人暮らしをしており、私以外の家族が被災するようになりました。
海沿いの町でしたので、津波のニュースを見た時は「あ、これ…下手したら助からないかも」と絶望したのを今でも思い出します。
当時の私は神様を信じている人ではなかったのですが、人間て極限の時は神様を呼び求めるしかないんですね。
眠ることも出来ず、ずっとテレビの前にいて、家族や友人たちの無事を祈っていました。
そして、回線もパンクして電話も繋がらない中でしたが家族の安否確認が取れたのは、震災発生後の翌日の明け方でした。
電話がつながったのが本当に奇跡で、そして何よりも大きな奇跡は家族全員の命が無事だった事、そして家も津波の被害にあっていないという事でした。
川の河口付近にあった家は、堤防よりあと数十センチ水が溢れてたら津波にのまれるところだったと聞いています。
また、父の咄嗟の判断により、すぐに家族たちを高台へ避難させたのが幸運だったそうです。
その後に私が聖書を学ぶようになり、神様を信じて生きるようになったのですが、この出来事を振り返るたびに神様の前で感謝してもしきれない思いが溢れます。
命が生きているということが本当にどれほど尊いのか。
震災により命を落とされた方、ご家族や親戚、友人を亡くした方、たくさんいらっしゃいます。本当に悲しい事です。
私自身も近しい親戚を津波により亡くしました。
残された人達の心の傷は深いですが、その傷が少しでも癒されるように、そして被災した地域がより一層復興していけるよう続けてお祈りしていきたいと思います。
天運教会(ヘブンズ・フォーチュン・チャーチ)
キリスト教福音宣教会 you